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タイのマイナー・フードは飲食フランチャイズ拡大戦略【タイ:食品・飲料】

ice cream with strawberry on cone

ザ・マイナー・フードグループThe Minor Food Group(未上場)では、タイおよび世界中の飲食業界は回復期にあり、引き続き拡大の余地があるとみています。

2025年時点で、ザ・マイナー・フードグループは30以上のブランド・24か国で2700店舗以上の店舗を展開します。
そのうち1300店舗はフランチャイズで、全体の48%を占めており、将来的なフランチャイズビジネスモデルの成長可能性を示しています。

ザ・マイナー・フードグループの飲食事業拡大戦略は、3つの主要な軸で進めていくとしています。
まず、人気ブランドである韓国レストランのボンチョン(Bonchon)、アイスクリームのデイリークイーン(Dairy Queen)、ミルクティースタンドのガガ(GAGA)などのフランチャイズブランドをタイ国内でさらに拡大し、タイ全国の消費者ニーズに対応します。
また、新しい店舗フォーマットとして、駐車場付きのコンビニエンスストアと併設したデイリークイーンの独立型モジュラーストアを開発し、利便性を求める顧客に対応します。

海外での店舗拡大も推進しており、インドネシアではDairy QueenやGAGAの店舗を拡大しています。
中国、シンガポール、オーストラリア、日本、隣接するCLMV諸国、そして中東地域でも、The Pizza Company、Swensen’s、Sizzler、The Coffee Clubといった主要ブランドで展開しています。

2029年までに、ザ・マイナー・フードグループは飲食店全体で4500店舗以上、うち2500店舗以上がフランチャイズ店舗、すなわち全体の56%を占めることを目標としています。

親会社マイナー・グループの旗艦企業である、マイナー・インターナショナルMinor International(MINT)の2024年度業績は、売上1653億6200万バーツ、純利益77億5000万バーツでした。

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