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プラス・プロパティ社、新築市場における「古い建物」増加への対抗戦略【タイ:不動産】

タイの不動産管理会社であるプラス・プロパティPlus Property社は、古いオフィスビルが新築ビルとの競争に勝つための戦略を示しました。
バンコクのオフィスマーケットでは、近年新築ビルの供給が増加し、特にグレードA、A+の高品質ビルが多く市場に出ています。

その結果、築15年以上の古い建物は競争力が落ちるリスクが高まり、古いビルの価値を維持・向上させるには改修が重要であると同社は説明しています。

具体的には、建物の外観やロビー、共用部分のリニューアルを行い、来訪者や入居者が快適に過ごせるようすること。
電気・空調・エレベーター・安全システムなどの設備を定期的に点検・改善すること。
築年数が経過した建物では、エネルギー効率や耐用性を高めるためにシステムのアップグレードを推奨すること。
さらに、AIやIoTといった最新技術の導入で省エネや安全性を向上させることも提案しています。

建物管理の面では、専門家の力を借りて入居者ニーズを理解し、コミュニケーションの透明性を高めることが競争力につながるとしています。
加えて、ESG(環境・社会・ガバナンス)対応のグリーンオフィスの認証取得は大手企業や外資系企業を引き付ける要素になると説明しています。

投資の観点では、予防的なメンテナンスや体系的な改善計画を立てることで、将来的なコストを抑えながら賃料の引き上げを目指すことができると述べています。

また、事例としては、34年の歴史を持つシーロム地区の「チュランティップビル」の成功例として、デジタル電力メーターの導入によって保険金が戻った事例や、テナント満足度の向上などが挙げられています。
同社はこのような外観・設備・運営の総合的な改善によって古い建物が競争力を保ち、長期的に価値を高められると強調しています。

プラス・プロパティPlus Property社の2024年度業績は、売上 17億589万バーツ 、純利益1億5656万バーツでした。

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