バンコク病院、手術支援ロボットの拠点化を目指し、提携先とノウハウを強化【タイ:医療機器】
バンコク・ドゥシット・メディカルサービス(BDMS)傘下のバンコク病院Bangkok Hospitalは、Device Technologies社とMOUを締結し、アジア太平洋地域における医療ロボットハブの構築を目指します。
今後、技術やノウハウ、医療チームの知見を活用し、研修センターの設立や専門人材の育成、診療標準の整備、学術会議の開催などを進め、アジア地域全体から患者を受け入れることを目標としています。
バンコク病院は、アジア太平洋地域における医療ロボット技術の拠点となることを目指していると述べました。
ロボット支援手術は、高い精度で手術を行うことができ、出血量や組織への損傷、感染リスクを抑えることができます。
また、患者の回復が早くなり、入院期間の短縮や早期の日常生活への復帰につながります。
過去3年間では、ダヴィンチXi手術支援ロボット(da Vinci Xi Robotic Surgery)を用いて、1,000件を超える複雑な症例の手術を実施しました。
内訳は、腹部手術547件、肺手術237件、婦人科手術131件、腎臓や前立腺などの泌尿器科手術92件で、多職種チームによる診療体制のもとで治療を行いました。
また、さまざまな医療分野でロボット技術を活用しています。
例えば、人工膝関節置換術を支援する「VELYS」、低侵襲の整形外科手術に使用するロボットX線システム「ARTIS pheno」、神経疾患患者の歩行リハビリテーションを支援する
「Walkbot」などがあります。
これらのロボット技術を用いた治療・リハビリテーションを受けた患者は600人を超えています。
このような取り組みを踏まえ、病院はデバイス・テクノロジーズ(タイ)社と1年間のMOUを締結しました。
今後は、ロボット支援手術に関する知識の共有と治療水準の向上を進めていきます。
バンコク・ドゥシット・メディカルサービスBangkok Dusit Medical Services(BDMS)の2025年度業績は、売上1133億8587万バーツ、純利益158億4822万バーツでした。
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