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タイのCKパワーは第2四半期にXPCLの利益拡大7倍に【タイ:エネルギー・発電】

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タイのゼネコン大手子会社で、発電・エネルギー企業のCKパワーCK Power(CKP)は、2025年第2四半期の堅調な業績を発表しました。
コア純利益は前年同期比137.4%増の3億5,300万バーツとなり、純利益も前年同期比725.7%増の6億1,020万バーツに達しました。

この大幅な成長は、ラオスのサイヤブリ・パワーXayaburi Power(XPCL)への投資から得られるCore純利益の持分が大きく増加したことが挙げられます。
XPCLは、2025年上半期に水量が前年同期比29.5%増加したことによる電力販売量の増加と、資金調達コストの低下がありました。

2025年第2四半期の売上高は前年同期比で1.6%増の26億6330万バーツとなりました。
これは主にバンプーイン・コジェネレーションBangpa-In Cogeneration社(BIC)からの電力販売量の増加によるものです。
2024年度の業績は、売上107億8800万バーツ、純利益13億4400万バーツでした。

CK Powerは、再生可能エネルギーをベースとした水力発電、太陽光発電の電力会社であり、タイで最も低い炭素排出量を誇る企業の一つとしています。
同社は、タイパット研究所のESG100(環境・社会・ガバナンス)リストに2022年・2023年に、2年連続で選出されました。

2023年時点では、設備容量3,627メガワット(うち93%が再生可能エネルギー)から、2024年までに設備容量を4,800メガワットに増強し、そのうち95%を再生可能エネルギーで賄うことを目指しています。
新規設備容量はすべて、太陽光、水力、風力などの再生可能エネルギーで賄われます。

親会社のチョー・ガンチャーンCH Karnchang(CK)は、高速道路、地下鉄、公益施設、工場など、公共・民間セクター向け建設と関連サービスの提供、並びにインフラへの投資を行っています。

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