タイのセントラル・リテール・コーポレーション(CRC)は消費者の節約志向により上半期純利益減少【タイ:サービス 小売・物流】

タイの大手小売・流通事業者セントラル・リテール・コーポレーション(CRC)は、2025年上半期の売上は増加したと報告しましたが、タイ消費者の購買力の低下により純利益は減少しました。
2025年上半期の総売上は前年同期比+1%増の1320億バーツで、純利益は8%減の38億1000万バーツでした。
CRCの最高財務責任者、Panet Mahankanurak氏は、タイ国内外で経済の不安定さと不確実性が続く中、消費者は支出に慎重になり、その結果購買力が鈍化し、いくつかの産業に影響が出ていると述べました。
第2四半期、セントラル・チットロムは安定した成長を報告しました。
「Central Chidlom Luxe Night Out」では、さまざまな世代に適した多様なブランドを取り揃えた、新しくファッションゾーンを改装しました。
一方、セントラル百貨店とロビンソン百貨店には80以上の新しいファッションブランドが加わりました。
セントラルアプリも大きな成長を記録し、百貨店のオンラインチャネルを通じた売上高は前年比で30%以上増加したと述べました。
CRCでは、セントラルラマ9世とセントラル・ピンクラオにある3つの新しいTops支店をオープンし、2つのTops Food Hallを改装しました。
同社はまた、Tops Wine CellarおよびThe Bakerとの提携により、Tops Dailyのハイブリッド・フォーマットを4店舗で展開し、さらに2店舗で若年層および一般層をターゲットとしたTops Daily x Looksを展開しました。
一方、GO WHOLESALEは、この部門の経費を削減するために、製品と原材料の割引を提供する「HoReCa Go More」キャンペーンを開始しました。
またPower Buy は、「Technology for Life」というコンセプトの下、包括的なテクノロジー ソリューションを提供するため、セントラル ピンクラオ、チェンマイ空港、ファッション アイランドに新しい店舗形式を発表しました。
セントラル・リテール・ベトナムはGO!モールの拡大を続けており、最近ではフンイエン支店をオープンし、テナントや顧客から大きな反響を受け、「ベトナムNo.1ファミリーモール」としての地位を強化しました。
セントラル・リテール・コーポレーション(CRC)の2024年度業績は、売上2628億0400万バーツ、純利益81億3600万バーツでした。
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