タイ食品メーカー「アヌソーン・グループ」は55周年、レトルトカレー『Maha』で世界に進出【タイ:食品】
タイのサムットサコン県を拠点とする冷凍・加工水産食品メーカーのアヌソーン・グループAnusorn Groupは、創業55周年を迎え、事業拡大に乗り出しました。
同社は、価格競争が激化するタイの缶詰魚業界を背景に、レトルトカレーを缶詰化した新ブランド「Maha(マハ)」を立ち上げ、世界市場をターゲットとしています。
主力商品は、世界的に人気の高いタイカレー4種類で、レッドカレー、グリーンカレー、マッサマンカレー、パネーンカレーです。
原材料はすべてタイ国内産を使用し、防腐剤は不使用で、レトルト技術を用いることで賞味期限は3年間となっています。
特に中国、インド、中東からの観光客を中心に、土産品需要を見込んでいます。
現在、すでに中国からの受注を獲得しており、今後はインドおよび中東市場への展開を予定しています。
また、これにあわせてインドカレー商品の開発も進めています。
一方で、生産コスト削減のため自動化システムやロボットを導入し、ゼロ・ウェイスト(廃棄物ゼロ)型の生産体制を構築しています。
しかし、バーツ高の進行、賃金上昇、物流コストの増加といった要因により、2025年の売上高は減少しています。
同社は、これまでの政府による中小企業(SMEs)支援策は十分に効果を発揮していないとし、国際競争力を高めるためには、市場開拓、商品ストーリーの構築、製品デザイン支援に重点を置くべきだと指摘しています。
Anusorn Mahachai Surimi社の2024年度業績は、売上8億6711万バーツ、純利益-1965万バーツでした。
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