タイのセントラル・レストラン・グループは、大戸屋の売上が10億バーツを突破したと発表【タイ:外食・小売】
2025年12月、タイの大戸屋を展開するセントラルグループは、「大戸屋」のレストラン事業の売上が10億バーツ突破したと発表しています。
同社ではプレミアム戦略を強化し、新業態「カニ味噌しゃぶ」を展開します。
Central Restaurants Groupセントラル・レストラン・グループ(CRG)傘下の日本食レストランブランド「大戸屋」は、有望立地への出店拡大とともに、「OOTOYA TOKUSEN」コンセプトによる高価格帯市場への展開を進めた結果、売上高が10億バーツを突破したと発表しました。
今後、しゃぶしゃぶ・すき焼き市場の新セグメントへ参入し、あらゆるライフスタイル層への顧客基盤拡大を図っています。
Central Restaurants Group(CRG)の大戸屋ブランド担当者は、売上高10億バーツ超の達成は、消費者からのブランドに対する信頼を示す重要な指標であると述べました。
この成果は、食品の品質、独自の味わい、栄養バランスに配慮した健康志向メニューを重視してきたことに起因しており、これらが大戸屋を継続的に選ばれる日本食レストランブランドとして支える中核要素となっています。
同時に、同社は「プレミアム化(Premiumization)」戦略の一環として、「OOTOYA TOKUSEN」という新コンセプトを導入し、プレミアム市場を明確にターゲットとしました。
高品質な食材と丁寧な調理を、より上質な店舗空間で提供する一方、通常店舗では従来のメニューおよび価格帯を維持し、既存顧客層の維持を図っています。
現在、同コンセプトは4店舗を展開しており、2026年には10店舗以上への拡大を目標としています。
既存店舗の高度化に加え、同社は新たな成長軸(New S-Curve)の創出を目的に、事業ポートフォリオの拡充にも注力しています。
直近では、新ブランド「OOTOYA OKI Shabu & Sukiyaki」を立ち上げ、成長が続くしゃぶしゃぶ・すき焼き市場に参入しました。
同ブランドは、タイ国内初となる「カニ味噌しゃぶスープ」を特徴とし、ズワイガニを丸ごと提供する点で差別化を図っています。
第1号店はセントラル・ピンクラオに出店され、良好な反応を得ています。
また、抹茶人気の高まりを背景に、「OOTOYA MATCHA SET」などのノンミール商品も開発し、健康志向ギフトとしての販売機会拡大を進めています。
今回の売上実績は、CRGグループにおける経営体制の強さと明確な成長方針を示すものといえます。
大戸屋は今後も事業基盤の拡充を継続し、高品質な日本食レストラン市場における競争力を維持しながら、競争が激化する市場環境の中で持続的な成長を目指すとしています。
Central Retail Corporationの2024年度業績は、売上2628億438万バーツ 、純利益81億3631万バーツでした。
Central Restaurants Groupの2024年度業績は、売上119億1905万バーツ 、純利益4億8067万バーツでした。
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