MR.D.I.Y.はValue-for-Money戦略で1,500店舗体制を目指す【タイ:小売・生活用品】
マレーシアのホームセンター大手でタイ国内でも拡大中の、ミスターDIY「MR.D.I.Y.」は、「低価格+品質」を軸に景気低迷を乗り越え、Value-for-Money戦略で1,500店舗体制を目指します。
タイ国内の購買力の回復が依然として脆弱で、家計債務が高水準にある経済環境の中、MR.D.I.Y.は2026年に向けて「Value-for-Money」を中核とする戦略を打ち出しました。
適正な品質を備え、手頃な価格で購入できる商品を前面に押し出すことで、支出に慎重になっている消費者行動に対応しています。
同社は、現代の消費者が単に最も安い商品を求めているわけではなく、価格に見合った価値と利便性を重視していると見ています。
これは、生活費の負担軽減を意識した効率的なコスト管理と、日常生活での実用性を重視するMR.D.I.Y.のビジネスモデルと一致しています。
戦略面では、商品バリエーションの豊富さを強みとし、6つの主要カテゴリーで16,000点以上の商品を展開しています。
さらに、毎月500点以上の新商品を投入するとともに、年間を通じて主要な祝祭日に合わせたマーケティング施策を行い、あらゆる家族層のニーズに応える店舗としてのブランド認知を維持しています。
事業拡大においては、主要都市、地方都市、地域コミュニティを含めた出店を継続し、タイ全国77県で1,000店舗超を展開する現状から、2027年までに1,500店舗体制を目標としています。
あわせて、オンラインチャネルの強化と統合型マーケティング施策にも取り組んでいます。
2025年は店舗網の拡大と株式市場への上場を実現した年となり、景気変動下における柔軟なビジネスモデルの強さが示されました。
MR.D.I.Y.は、価格と品質のバランスを維持することが、今後の持続的な成長の鍵になると考えています。
MR.D.I.Y. の2024年度業績は、売上8億5232万バーツ 、純利益6億1695万バーツでした。
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