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Thaimart、販売者との公平性を重視したタイのECマーケットプレイスを展開【タイ:Eコマース】

Thaimart(タイマート)は、タイのECマーケットプレイスで、タイの事業者が抱える課題の解決を目的に、「公平性(Fairness)」をコンセプトとしてサービスを開始しました。

販売者と購入者の双方に明確で透明性のあるルールを提供することを掲げ、販売者を過度な負担から守るための手数料体系や、偽造品への厳格な対応、販売者・購入者からの問い合わせや問題解決に対応する仕組みを整えています。
また、「Thaimart Academy」を通じて、販売者のブランド構築やマーケティングも支援します。

販売手数料(GP)は4年間の計画を事前に公開しており、1年目は0%、2年目は5%、3年目は8%、4年目は最大10%に設定されています。
ただし、これらは上限であり、VATや決済手数料(Payment Fee)3%は含まれていません。

また、広告費への過度な依存を避けるため、商品カテゴリーごとのスコアを基準にトラフィックを配分するアルゴリズムを導入しています。
販売実績や商品の品質、実際の購入者からのレビューなどを重視し、広告を購入しない販売者でも通常のアルゴリズムによる表示機会を得られる仕組みを目指しています。

物流面では、Flash Express、KEX、Thailand Postなどの物流会社と提携し、販売者が配送サービスを選択できる仕組みを導入しています。
Drop-offやPick-upにも対応し、配送会社間のサービス競争を促す方針です。

商品の品質管理にも力を入れており、法律上の許認可や規格への適合が必要な商品については、FDA(タイ食品医薬品局)やTIS(タイ工業規格)などに関する必要書類の提出を求め、確認後に販売を承認する仕組みを設けています。

さらに、販売者向けのDashboard機能では、商品の販売価格からプラットフォーム手数料、配送費、税金などを差し引いた場合の利益を計算できます。

2026年7月7~15日時点で、Thaimartには約26,000店舗が参加しており、2026年末までに100,000店舗への拡大を目指しています。
また、EC店舗管理システム「BigSeller」との連携も進めています。

一方、Thaimartが今後直面する課題として、販売者の獲得以上に購入者を呼び込むことが挙げられます。
タイのEC市場では既存の大手プラットフォームが強固な販売者・購入者基盤を持つため、Thaimartにとっては販売者と購入者の双方を確保し、プラットフォーム内で両者を循環させられるかが重要となります。

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