タイではマレーシアよりもクレジットカード人口は多いものの、まだまだ
普及度は進んでいません。
クレジットカード発行の水準は定期的な給与15,000バーツ以上で定職に
ついていることが条件になります。

タイの国内のクレジットカード保有者数は1340万人でまで伸びています。

一方マレーシアではクレジットカードの世帯負債の増額が社会問題化
していることでマレーシア中央銀行バンク・ネガラは金利の再調整を行うことの
できる新たな支払い方法に関するガイドラインを2011年10月から導入すると
発表しています。

マレーシア国内のクレジットカード保有者数は320万人で、クレジットカード
負債額は2010年末時点で308億リンギ（9000億円規模）となっており、年々
増加しています。

またクレジットカードの発行条件として最低年収額を18000リンギから
24,000リンギ（年収72万円）に引き上げるとしています。