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タイ中央銀行では、債務解決のため相談窓口を設置

タイ中央銀行BOTでは16の商業銀行およびスクンビット資産管理
(SAM)社と協力し、高水準の家計負債問題に関する相談窓口を
設置するとしています。
複数の負債問題を解決するための債務クリニック・仲介機関として
スクンビットアセットマネジメント社が管理します。

タイ国内における家計債務の対国内総生産(GDP)比は
2015年81.2%から2016年末には79.9%に低下しましたが、
依然として高い水準にあります。

協力する16の銀行は、バンコク銀行(BBL)、クルンタイ銀行(KTB)、
アユタヤ銀行(BAY)、カシコーン銀行(KBANK)、サイアム・コマーシャル銀行
(SCB)、キアナキン銀行(KKP)、CIMBタイ銀行(CIMBT)、TMB銀行(TMB)、
ティスコ銀行(TISCO)、タナチャート銀行(TCAP)などが集まりました。

タイ国家クレジット局National Credit Bureau(NCB)の調査によると、
30歳のタイ人の半数以上は個人的なカードローンやクレジットカードローンを
中心に借金を抱えているとしています。
1人当たりの負債中央値は2010年70,000バーツから2016年には150,000バーツ
に急増しました。

タイのクレジットカード利率は28%が上限で、日系クレジットカード会社
でも20%に設定しています。

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