バンコク首都圏小売スペースは競争が激しくなる予測

タイの商業大手、セントラル・パタナーCentral Pattana社(CPN)
ではタイ東北部のナコンラチャシマ県にて31番目の商業デパート、
“セントラルプラザ・ナコンラチャシマ”を2017年11月に
開業しました。

2017年1月~9月期の期間では合計148,610平方mの新しい
小売スペースが供給されました。
2017年第4四半期には追加で57,250平方mが完成する予定です。
17年9月末時点のバンコク首都圏地域の総小売供給は
769万平方mでした。
新しい小売スペースの約60%はショッピングモール、
続いて21%がコミュニティモール、15%が卸系スペースである
としています。

世界的にみて小売業界はオンラインショッピングと消費者行動の
劇的な変化の影響を受けています。
大規模ハイパーマーケットやショッピングモールでは、
かつての高い売上げや交通・トラフィック量が減少し、
苦戦しています。

タイ国内ではまだ強い影響を受けていないとしていますが、
新興オンラインショッピング企業が徐々に大規模ショッピング
モールを脅かしています。
新しい小売スペース供給成長率は地価上昇によるマイナス影響の
ため減少傾向です。

バンコク郊外エリアでは小売りスペースが商業施設内での
高い割合を占めていますが、大手のハイパーマートが
飽和状態であるため、小規模中規模のコミュニティモールでは
テナントが集まりにくくなっています。
賃料に関してはバンコク中心部や有名商業施設内では
2000~3000バーツ/平米、郊外での賃料は500バーツからが
一般的です。

また、QRコード決済が普及することでキャッシュレス社会の
実現可能性も高まっています。
スマートフォンにダウンロードするアプリケーションがあれば
クレジットカード決済や現金決済の必要性が無い社会が到来すると
しています。