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国営エネルギー企業、バンチャーク石油はバイオベース生産拠点へ投資

国営エネルギー企業で製油・小売りのバンチャーク石油
Bangchak Corporation(BCP)は、2018年~2022年に
およそ373億バーツの設備投資を発表し、その中で
タイ東部経済開発回廊(EEC)地域にバイオベース生産工場を
開発するとしています。

同プロジェクトはチャチョンサオ県でおよそ600ライ
(約100ヘクタール)の土地にエタノール貯蔵施設と
バイオディーゼル原料生産施設を建設予定です。
これらの生産・製造原料は、スキンケア用品、化粧品、
食品サプリメント、生分解性材料、医薬品などの原料に
なります。

同バイオベース生産工場はタイ東部経済開発回廊(EEC)で
投資対象とされるS字カーブ産業の1つであり、恩典が与えられます。
同プロジェクトは60%の株式をバンチャーク石油のグループ会社、
BBGIが保有し、残り40%はパートナーであるコンケンシュガー・
インダストリーKhon Kaen Sugar Industry(KSL)が保有します。

バンチャーク石油グループではすでにチャチョンサオ県域内に
エタノール生産施設を持っていますが、まだバイオベース
工業用地を開発するのに十分な土地を残しています。
新プロジェクトの建設が完了することで、エタノールと
バイオディーゼルの生産能力は17年末合計170万リットルから
200万リットルに増やす計画です。

このバイオベース生産工場建設プロジェクトはバンチャーク石油
(BCP)社2018~22年の設備投資予算の一部で1120億バーツとなる
予定です。

バンチャーク石油のグループ会社BBGI社は2018年にタイ証券取引所へ
株式公開を進めたい計画で、財務アドバイザーにカシコン証券、
ブアルアン証券を指名しています。

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