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タイ バンコクドュシットメデイカルサービス(BGH)

タイの私立高級病院のバンコクドュシットメデイカルサービス(BGH)では
Bangkok Dusit Medical Services(BGH),タイ国内にある地場病院の2病院を
買収したことを発表しています。
買収したのは
Phyathai Hospital      パヤタイ病院
Paolo Memorial Hospital   パオロメモリアル病院の2病院です。

東南アジアでも有数の医療グループ:ヘルスネットワークグループから126億バーツ
で購入しています。
結果BGHグループは2011年第2四半期以降、東南アジアでトッププレイヤーとなります。

BGH会長のPrasert Prasarttong-Osoth氏は8つの医療施設を今回取得する予定で、
27の医療施設で4639のベッド数、1日20000人まで診察可能としています。

BGHでは富裕層を中心に患者を集めていて2010年末時点で19病院の施設を保有
(17の病院はタイ国内、2病院はカンボジア国内)しています。
2992病床を保有し10000名の患者を診察可能としています。

パヤタイ病院とパオロ病院の2病院は中間層所得者の患者が多く、民間保険で
カバーしています。
ヘルスネットワークグループでは2010年時点で49.17%の株式をタイ証券取引所(SET)
上場企業、プラシットパタナー (PYT)を保有しています。
また完全保有としてパオロ病院グループの株式を保有していました。

PYTの株式19.4%をBGHは保有していましたが、今回の取得で68.64%となります。
残りの31.3%も市場を通じて買い取るとしています。

Narumol Noi-AmバンコクドュシットメデイカルのCFOでは今回の買収は2012年から
の業界自由化の流れの前のビジネス事業強化の一環であるとしています。
今後もまだ数社の買収案件もあるとしています。
2011年は+9~10%の増加が見込めるとしています。

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