日本の出資で設立されたThai-Nichi Institute of Technology大学は、タイ人
エンジニア養成のために設立された大学ですが、卒業生が十分に日系企業へ
供給されていないことがわかりました。
同大学はバンコク東部パタナカーン地区にあり、技術者養成、ものづくり大学として
開校し、2014年度で8期目になります。
しかしながら卒業生の半分のみおよそ4,000名がタイの日系企業へ就職している実態
が分かりました。

1％を切る失業率と技術者ニーズの高さから大きい需要により他へ移ってしまう現状が
あるとされています。
泰日工業大学には主に日本の製造業メーカーが寄付金を出していて、
Mitsubishi Electric, DMG Mori Seiki、Makino Milling Machineなどが資金提供
しています。

同大学はTechnology Promotion Association(Thailand-Japan)
泰日技術振興協会が母体となり発足したもので同協会は1973年にタイ語学習、
日本語学習機関としてソーソートーと言う名称で知られています。