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タイ国営石油グループの2つの石油化学子会社の合併計画

タイ最大のエネルギー企業、タイ国営石油(PTT)グループの
2つの石油化学子会社の合併計画は
2015年までにまとまらず延期になる見通しである報道も出ています。
PTTグループにはこれまで多数の石油化学、石油精製の企業が多くあり
効率化のため統廃合が計画をされていましたが、その中の一つ、
PTTグローバルケミカルPTT Global Chemical(PTTGC)とIRPC(IRPC)は
合併の前にビジネスの強化を進める必要性があるとコメントしています。

PTTグローバルケミカル社は事業拡張計画がまだまだ控えていて、
2020年までに10以上の拡張事業を合併までに終わらせる必要があるとし、
IRPC側でも12のプロジェクトが2018年まで続くと見られています。
両社の合併のニュースでは2015年第3四半期までに合併をすると報道されていました。

同社はPTTケミカル社(PTTCH)とPTTアロマティクス(PTTAR)が2011年に合併した企業で
石油化学製品全般、精製事業まで扱っています。
2013年度の通年の業績は売上で5546億バーツ 純利益では332億バーツでした。

同じくIRPCも石油精製、石油化学系の企業で元はTPIグループでPTTがアジア通貨危機後の
整理で購入しています。同社の2013年度の通年の業績は
売上で2965億バーツ、 純利益8億2600万バーツとなっています。

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