中国へ向けた投資をタイ・CPグループと伊藤忠商事が合意

日本の大手商社の伊藤忠商事グループは中国国有複合企業、中国中信CITICグループ
とタイの財閥チャローン・ポカパングループCharoen Pokphand Groupと資本・
業務提携で合意したと発表しました。
伊藤忠とCPグループは折半で共同出資会社を設立し、2015年までにおよそ20%強
を取得する予定です。
取得額はおよそ100億ドルをCITIC Groupへ投資することとなり、過去に類を見ない
巨額投資となります。

CPグループは近年積極的なM&Aを実施していて、2013年には卸売り小売チェーンの
サイアム・マクロを66億バーツで購入しています。
また中国の平安保険集団、Ping An Insurance (Group)をHSBCから94億ドルで
購入しています。
2014年度にCPグループと伊藤忠商事は双方での資本業務提携を締結して、
アジアにおける資源以外の分野の事業拡大と協力体制を構築することを
発表しています。

CITICグループ社は中国政府系の最大級の産業・金融の
総合コングロマリットです。
中国政府の開放・改革政策の下で、1979年に栄毅仁氏が設立。
海外の有力企業による中国への直接投資進出の合弁事業を手がけてきました。
グループの事業分野は、石油・化学、金属、重工業、自動車、銀行・証券、不動産、
小売、出版など幅広い産業に及んでおり、多くの分野で全国規模の強力なプレゼンス
を有しています。