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プミポン国王崩御に関する情報整理―(3)タイの為替における情報

ロイター通信によると10月14日の外国為替市場では、タイバーツが
1%以上も上昇して始まった。
プミポン国王の死去で短期的な資本流出のリスクはあるものの、
タイ経済に大きな混乱が生じる可能性は低いというのがアナリストや
外交筋の見方。

0129GMT(日本時間午前10時29分)時点で、THB=THは1.3%高の
1ドル=35.10バーツ。
始値は35.12バーツ、13日終値は35.55バーツとしている。

以前よりプミポン国王が逝去すると政治的混乱が起こると言われており、
容体が悪くなったことが伝えられた10月9日からは6.1%下落していた。
しかし13日の終盤から上昇し、その流れを受け継いで14日も大きく
上昇している。

プミポン国王逝去後の迅速なタイ国会・軍事政権の対応で
株式市場・為替市場の不安が和らいだ可能性があり、為替高、
株高に連動している可能性がある。
軍事政権も非常に慎重・迅速に動いていることがうかがえる。

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