タイ最大企業のタイ国営石油はコメ販売支援プロジェクトを開始

タイ最大企業のタイ国営石油(PTT)では、同社が展開する1400箇所の
ガソリンスタンドで小規模農家がコメ販売をするプロジェクトを
開始しました。
貧しい農民を助けることを目的とした共同プログラムとしていて、
販売農家や農業協同組合を支援するため小規模農家の輸送コストを
削減し、卸の会社を通さないことで大きな利益率を得ることができる
ようになります。

また、PTT側は本プロジェクトに対しては利用料などを取らない方針です。
2016年度はインド、ベトナム、タイなどの主要なコメ生産国では
モンスーンの影響などもあり、コメが大量生産され販売価格を下げた結果、
コメの供給過剰をもたらしました。

上級グレード「ホームマリ」のコメ輸出価格は2008年の1200USドルから
下落し、2016年現在1トン700USドルまで下がっていています。
タイ国内の一般的なグレードのコメ価格は2015年1トン15,000バーツから、
1トン6000バーツに低下しました。

タイ政府ではコメ農家向けに補助金提供することを決定しています。
しかし、コメ価格は今後も下落することが予想されているため、
タイ国営石油(PTT)などは地方やバンコクの消費者へ直接販売できるように
フォローするとしています。

同じくガソリンスタンド経営のバンチャーク石油Bangchak Petroleum(BCP)
でも同様にコメ小売りを出来るスキームを準備しています。
第一弾として15トンを販売する予定です。