マレーシアの包装・不動産開発企業、サイエンテックスはアメリカに生産工場
包装事業・不動産開発のサイエンテックスScientex Bhd(SCIENTX)
社は工業用フィルム製造(ストレッチフィルム、ポリプロピレン、
ラミネートフィルムHDPE、PPテープなど)、不動産開発ではジョホール、
マラッカなどで1900エーカーを保有する大企業です。
同社はアメリカのアリゾナ州に新たなストレッチフィルム生産工場を
建設するため、2500万USドルを投資します。
海外初のストレッチフィルム生産工場となり、完全子会社の
Scientex Phoenix LLCが建設。
Pulau Indahの生産工場の補完を目指します。
代表取締役Lim Peng Jin氏は建設と機械購入資金は内部留保資金と
銀行借入金から調達するとしています。
2017年に完成予定で2つの生産ライン、年間3万トンの生産量を
目指します。
アジア太平洋で最大のストレッチフィルムメーカーである同社は
日本向けでもストレッチフィルム大手サプライヤーです。
2016年度の業績(7月締め)は売上22億100万リンギ、
純利益2億4100万リンギでした。
同社は消費財用フィルムの販売も広げていて、毎年売上増加、
業績拡大を続けていています。
また、アジア地域での包装フィルムの需要は引き続き堅調に
推移すると予測しています。
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