タイの酒造財閥、TCCグループがメディア大手のアマリン・プリンティング社株式取得へ

タイの酒造財閥TCCグループでは、印刷・メディア大手のアマリン・
プリンティングAmarin Printing and Publishing(AMARIN)が
8億5000万バーツで新規株式分を売却すると発表しています。

アマリン社は出版・書店・印刷で展開していて、
2014年度からはデジタルチャンネル放送にも参入していますが、
赤字経営が続いていました。
2013年:20億8863万バーツ、純利益+2億8500万バーツ
2014年:19億1397万バーツ、純利益-8500万バーツ
2015年:20億0386万バーツ、純利益-4億1700万バーツ
2016年:12億4900万バーツ、純利益-4億6800万バーツ

アマリン社は2億2000万バーツの資本金を倍の4億2000万バーツへ
増資します。
その増資分で2億株の新株をTCCグループ総裁の息子である
Thapana Sirivadhanabhakdi氏、Panote Sirivadhanabhadkdi氏
が経営するSirivadhanabhakdi Co社へ販売します。
1株の価格は4.5バーツで時価の価格から43%割引された株価となります。
(2016年11月時点のアマリン社株価は7.35バーツ)

今回の新株引受によってSirivadhanabhakdi Co社がアマリン社株式の
47.6%を保有することになり、アマリン社の株主総会で認められれば、
筆頭株主になります。
購入前はUtakapan familyが58%を握る大株主でした。

これまでの負債が増加したのはデジタルチャンネルの放映権獲得、
ローンの借り換え、営業コストの増加などを挙げています。
TCCグループでは書籍・書店販売のASIA BOOKSを展開していますが、
加えてメディアやTV事業などを得ることになります。