1. HOME
  2. ブログ
  3. シンガポール
  4. シンガポールの政府系投資ファンド、GICは東京ディズニーリゾート近接ホテルへ投資

ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

シンガポールの政府系投資ファンド、GICは東京ディズニーリゾート近接ホテルへ投資

シンガポールの政府系投資ファンド、GICは東京ディズニーリゾートに
近い千葉県浦安市の「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・
ホテル」を約1000億円で買収すると発表しました。
売り主は投資法人のスポンサーであるフォートレス・インベストメント・
グループの特別目的会社です。

東京ディズニーリゾートに隣接する同ホテルは
安定的キャッシュフローを生み出している実績があり、
日本における成長および需要の継続を確信していると、
GICリアルエステートの最高投資責任者、Lee Kok Sun氏が
コメントしています。
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルは客室数1016室を
有し、TDRの6つの「オフィシャルホテル」の中でも最大規模と
しています。

GICはテマセク・ホールディングスと並ぶシンガポールの
ソブリン・ウェルス・ファンド(Sovereign Wealth Fund:SWF)の
1つです。
シンガポール政府投資公社GIC Private Limitedとも呼ばれ、
1000億ドル(約11兆2700億円)以上の資産をシンガポールと海外で
運用しています。
同社は1981年の設立以降、世界中の金融拠点9ヶ所へ事務所を構え
40か国以上で株式、債券、不動産などへ幅広く投資しています。

日本への投資は1996年の汐留シティセンター、
2007年に福岡の複合商業施設ホークスタウンを買収、
2008年にはウェスティンホテル東京を買収しています。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

月を選択