シンガポール貿易産業省は南米諸国と貿易交渉を開始【シンガポール:貿易交渉】

シンガポール貿易産業省(MTI:Ministry of Trade and 
Industry)は、南米諸国との貿易交渉を進めていくと発表しています。

南米南部共同市場(メルコスール)は南アメリカ諸国の関税同盟で
ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイ、ベネズエラ、
ボリビアの6カ国で構成されています。
6カ国の人口は2億7500万人、域内総生産規模は3兆4000億USドルです。
(表記はMERCOSUR:Mercado Común del Surまたは
MERCOSUL:Mercado Comum do Sul)

南米南部共同市場(メルコスール)は欧州連合(EU)のような
自由貿易市場を南米で創設し、域内での関税撤廃と域外共通関税を
実施することを目的として、1991年にパラグアイのアスンシオンで
アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジルの4カ国が
調印して始まりました。
2018年時点で正加盟国は6か国、準加盟国はチリ、コロンビア、
エクアドル、ガイアナ、ペルー、スリナムです。

シンガポールとメルコスール諸国との2017年の物品貿易額は
39億7000万Sドル。
シンガポールのメルコスール市場への直接投資残高は2016年末で
16億Sドルでした。

シンガポール貿易産業省によると、シンガポールには
メルコスール資本の企業が94社登録されています。
一方、78社のシンガポール企業がメルコスール市場に投資を
しています。

・進出している主なシンガポール大手企業
サービスアパート:Ascottグループ
空港管理:Changi Airport International
公共交通大手:SMRT
農産物商社:Olam International
パーム油大手:Wilmar International
プラスチックメーカー:Sunningdale Tech