バンコクのレッドラインとバンスー・セントラルステーション【タイ:鉄道インフラ】

バンコク北部で開発中のバンスー・セントラルステーションは、
タイ最大のターミナル駅として2021年に開業予定です。

開発主体はタイ国鉄(SRT)でターミナル駅自体の建設は2019年
11月までに完了するとしています。
また、信号システムの設置などが2020年中頃までに完了し、
6月に試運転が行われる計画です。

バンスー・セントラルステーション完成後も、パヤタイ駅、
マッカサン駅、ホアマーク駅、ホアラポーン駅などを結ぶ
レッドラインが建設されるため、2018年現在ターミナル駅と
なっているホアランポーン駅は取り壊されずに継続利用されます。

レッドラインプロジェクトは、タイ政府が進める大規模事業計画の
一つで、バンコク市中心部のBang Sue(バンスー)駅を起点とし、
北に26.4km・西へ14.6km延びる鉄道路線を建設する計画です。

日系企業コンソーシアムがタイ国鉄から鉄道システム一式の設計・
建設を請け負っており、2020年完成を目指しています。

2016年に三菱重工業、日立製作所、住友商事は共同で、
タイ国鉄のバンコクレッドラインプロジェクト、
機電システム設計・建設契約を締結しています。

レッドラインプロジェクトは3つの計画に分かれています。
第1次プロジェクトはバンスー・セントラルステーション、
チャトチャックターミナル、メンテナンス施設、および
鉄道路線と鉄道横断路の建設をカバーしています。
工事進捗状況は77%としています。

第2次プロジェクトの契約にはバンスー駅~ランシット駅間の
鉄道線路と鉄道と雨水システムの橋梁が含まれています。

第3次プロジェクトの契約ではバンスー駅~ランシット駅間の
電気機械システム設置を扱っています。

完成すると駅の地下階フロアには1,700台の車両に対応できる
駐車場が整備され、1階フロアは電車チケット販売と予約スペース、
乗客のためのラウンジと商業エリアなどが設置されます。

乗車場所はレッドライン列車用のプラットフォーム4つと、
長距離列車サービス用のプラットフォーム8つが設置されます。

2階には地方へ伸びる路線の10プラットフォームを収容、
また、別の2プラットフォームを将来の高速列車および
空港レールリンクサービスに使用出来るスペースを用意しています。