タイの携帯電話、トータル・アクセス・コミュニケーションは2018年赤字決算と発表【タイ:通信】

タイ携帯通信3位のトータル・アクセス・コミュニケーション
(DTAC)では2018年12月期の最終売上が749億バーツ、
前年比4.2%、最終損益が約-43億6000万バーツの赤字だったと
発表しました。

同社2017年業績は売上774億5600万バーツ、
純利益21億1500万バーツで黒字でした。
DTAC社では赤字転落の原因としてサービス収入の低下、
新規携帯端末販売の下落などを挙げています。

タイの携帯電話市場は既に成熟しており、切り替え需要が
ほとんどとなっています。
また最大手、AIS(ADVANC)や2位TRUE(TRUE)など同業との競争が
激化しています。

DTACの2018年度決算内容では、タイ通信公社CATとの
紛争解決関連費用により、43.6億バーツ損失を
計上しています。

タイ通信公社CATテレコムとの係争解決に向け、
和解金95億バーツを2018年10~12月期決算に計上する方針を
示しており、その影響が大きく最終赤字となったと
しています。

また、2018年の総加入者数は2120万人で2017年から150万人
減少しました。
プリペイド会員数が190万人減少、ポストペイド会員数は50万人
増加しています。
一人当たり利用料金ARPUは前年比6.4%増の244バーツ/月と
なりました。

今後の長期戦略として、130~150億バーツを設備投資に向け
事業効率に重点を置き事業を成長させること、またDTACの
純利益の50%以上の配当を支払うという方針を維持していきます。