インドネシアの3国営企業がフィリピンへ鉄道部品輸出【インドネシア:建設・建材】

インドネシアの3つの国営企業がフィリピンへ鉄道部品輸出を
実施しています。
インカ・マルチソルージ・トレーディング社、
ウィカ・ベトン社(WTON)、ピンダッド社の3国営企業が
フィリピンへ鉄道敷設部品の輸出を開始したと
発表しています。

Inka Multi Solusi Tradingの代表取締役、
I Gede Agus Prayatna氏は国営コンクリートメーカー、
PT Wika Betonと国営軍事製品、PT Pindadとの相乗効果で
製造された鉄道用レールパッド(軌道パッド)の最初の
輸出であるとコメントしました。

※レールパッド(軌道パッド)とは、レールの下に挿入する
パッキン材と二重弾性締結などに用いられる弾性の付与を
目的としたゴム材。

同社はフィリピンのマニラ首都圏で建設中の鉄道レールパッドを
納入し、フィリピン国内のインフラ開発のため資材を供給していく
としています。
今回の輸出をきっかけにインドネシア国営企業間の相乗効果が
生まれると期待しています。

ウィカ・ベトンの正式社名はウィジャヤ・カルヤ・ベトン
(WIKA)で、インドネシア証券取引所(IDX)に上場する
建材企業です。
橋桁、擁壁、パイプなどのプレキャストコンクリート商品を
製造、販売しています。

同社の顧客はインドネシアの重量構造物建設市場となります。
製品としてプレキャストコンクリート製品、
ブリッジコンクリート、鉄道敷設部材、
プレキャストコンクリートパイル、海洋系建設資材などを
製造しています。
エンジニアリング事業や大規模インフラ建設も行います。
2017年業績は売上5兆3622億ルピア、純利益3371億ルピアでした。

親会社は国営ゼネコン企業、ウィジャヤ・カルヤです。
同社は子会社を通じて、建設サービス 、建築資材製造、
不動産開発、大規模インフラ開発などに従事しています。
商業用・住宅用マンション、鉄道輸送システム、橋梁、
コンクリート、エネルギー発電施設などを幅広く
展開しています。