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ホワイト・スペース社はタイ証券取引所二部への上場計画を停止【タイ:金融】

タイ国内でPenguin SIMを展開するMVNO
(仮想移動体通信業者)のホワイト・スペース社は、
2020年までにタイ証券取引所二部市場(MAI)に上場する
計画を取り止めたと発表しています。

同社はタイ国内の激しい通信市場競争とマイナス利益に
対処するため事業を縮小しています。
同社のアクティブ加入者数は、発売された2016年の
50万人から2019年は10万人にまで減少してしまいました。

匿名の同社幹部筋によると、Penguin SIMは新しい
市場セグメントへの拡大ではなく運用コストの抑制方針を
目指すため、2019年のマーケティング活動、特に
新規プロモーションを減速させています。

ホワイト・スペース社ではCATテレコム(タイ通信公社)の
850MHz帯とTOT(タイ電話公社)の2100MHz帯をレンタルして
3Gモバイルサービスを提供しています。
2019年第1四半期までに利益を出すことを目指し、
2020年までにタイ証券取引所二部市場(MAI)上場を
計画していましたが、その取り組みは停止することに
なりました。

業績不振の主な要因はMVNOのコスト構造であると
しています。
MVNOがネットワーク帯域を借りることができるのは、
TOTタイ電話公社とCATテレコム(タイ通信公社)の
2つの国営通信企業だけです。

また、新規加入者を引き付けるためのプロモーション
提供能力などといった通信市場競争に必要な柔軟性も
欠いているとしています。
Penguin SIM加入者の約80%が地方、
20%がバンコク首都圏です。

(MVNO:仮想移動体通信業者)
携帯電話などの無線通信インフラを自社で持たずに他社の
インフラを借りて音声通信やデータ通信サービスを
提供する事業者。

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