タイ二部上場タパコは化粧品小売店舗を強化【タイ:小売・サービス】
タイ証券取引所二部(MAI)上場のタパコ(TAPAC)社は
プラスチック部品製造企業です。
700名以上の従業員を抱え、チョンブリ県の工場で
プラスチック成型の半完成品部品を製造しています。
同社の顧客はシャープ、キャノン、沖データなどの
日系大手企業です。
今後はリコー社が中国からタイへ生産移管することにより、
売上増も期待できます。
TAPACO社の2018年業績は売上20億6300万バーツ、
純利益7100万バーツでした。
売上の40%がプラスチック部品、40%が化粧品販売、
20%がスウェーデン不動産としています。
TAPACO社の化粧品事業子会社C4 Global Coは、
コスメ・香水販売店「HEJ Street Beauty」を
2019年内に新形態店舗「HEJ Mini」として50店舗
開設する計画を発表しています。
「HEJ Mini」の売場面積は10平米と通常店舗より
小さいものの、多様な化粧品を扱う予定です。
通常店舗「HEJ Street Beauty」に関しては、
2020年以降に近隣諸国CLMV(カンボジア、ラオス、
ミャンマー、ベトナム)市場で事業を展開する方針です。
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