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2019年7月からバンコク首都圏のMRTブルーライン延伸、BTSも北部延伸【タイ:インフラ】

2019年7月下旬からバンコク首都圏の都市鉄(地下鉄MRT)
ブルーラインの延伸区間(ホアランポーン駅~タープラ駅)で
試乗運転が開始されています。

同ラインはこれまでホアランポーン駅~バンスー駅が
2004年に開通、その後2016年に開業したパープルラインとの
接続によりタオプーン駅まで延伸されています。

新たなブルーライン延伸区間は、王宮や中華街などがある
旧市街とスクンビット地区など新市街を結ぶ初の都市鉄道
路線となりました。
さらに2020年3月にはブルーライン延伸のタオプーン駅~
タープラ駅が開業予定です。

同ラインはバンコク・エキスプレスウェイ&メトロ(BEM)
社が運営しています。
同社2018年業績は売上195億2000万バーツ、
純利益53億1700万バーツでした。

ブルーラインとパープルラインは国営のタイ大量高速輸送公社
(MRTA:Mass Rapid Transit Authority of Thailand)が
地下鉄路線の建設や施設の保有を行い、チョー・ガンチャーン
(CK)系の民間会社BEMが運営を行う上下分離方式を採用しています。

また2019年8月より高架鉄道BTSスクンビット線グリーンラインの
延伸区間であるモーチット駅~ハーイェーク・ラープラーオ駅間で
乗客を乗せた無料試運転が始まります。
これまでモーチット駅がBTS北部ライン終点でしたが、
北側へさらに1駅増えます。

ハーイェーク・ラープラーオ駅はラープラーオ5差路にあり、
セントラル・ラップラオに直接接続され、地下鉄MRT
ブルーラインのパホンヨーティン駅と徒歩3分ほどで接続する
予定です。

同線を管理するのはBTS Group Holdings(BTS)です。
同社2018年業績は売上174億4800万バーツ、
純利益44億5100万バーツでした。

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