タイ証券取引所2019年新規株式公開(IPO)と二次公開株式(SPO)時価総額【タイ:金融】
タイ証券取引所(SET)によると、2019年の新規株式公開(IPO)と
二次公開株式(SPO)の時価総額は、パイプラインでの大規模
IPOにより強化され、合計3,500億バーツ規模まで増加すると
予想されています。
2018年のIPO総額は1800億バーツでした。
2019年9月、タイ証券取引所のレポートによるとアセアン域内で
最も大きなIPO市場規模であったとしています。
総額は7億2000万ドル(220億バーツ)でした。
続いてシンガポール証券取引所SGX(6億4300万USドル)、
インドネシア証券取引所(IDX)6億3200万USドルと
なっています。
2019年タイ証券取引所最大規模のIPOになるのは、
タイの大富豪シリワタナパクディー財閥が率いる
アセット・ワールド・コープ社です。
同社はホテル開発、商業施設開発、オフィスビル開発などを
手掛けています。
またタイ中央銀行では、資産運用企業であるバンコク・
コマーシャル・アセットマネジメント(BAM)の半分
(17億株)を放出する予定です。
新規上場数は2017年の46社から、2018年は23社に
半減しました。
23社の証券のうち、19は上場会社、3つは不動産投資信託
(REIT)、もう1つはインフラストラクチャーファンドである
TFFIFでした。
タイ証券取引所(SET)と証券取引委員会(SEC)の動きとしては、
IPOまでのワンストップサービスセンターを立ち上げ、
証券発行体がプライマリー市場とセカンダリー市場の両方で
資金調達を希望し、SETでの資金調達の長いプロセスを
削減できるようにしました。
この記事へのコメントはありません。