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マジュ・ホールディングスは高速道路運営のPLUSに買収提案【マレーシア:インフラ】

マレーシアの複合企業マジュ・ホールディングス(未上場)
は、2019年10月、高速道路運営会社PLUS Malaysia
(旧5052:非上場化)に対し、新たに349億リンギの
買収提案を行ったと発表しました。

これには27億リンギの債務引き受けも含まれています。
今回の買収によって、マレーシアの道路利用者に通行料減額と
いった具体的な割引を提供することも考慮していると
しています。

今回、新たに修正されたマジュ・ホールディングス側の
提案には、高速道路通行料の25%~36%の削減と、
マジュ・ホールディングス側が負債を負担するという
提案が含まれます。
同社は通行料減額のためにマレーシア政府に金銭的補償を
求めていないとコメントしています。

マレーシア政府は2019年現在でPLUSマレーシアに
約27億リンギの料金補償を負っています。
仮にマジュ・ホールディングスがPLUSマレーシアを
引き継いだ場合、政府がこれらの負債責任を
負わなくなることはメリットだと考えられます。

マジュ・ホールディングスは1977年に設立され、
インフラ建設やエンジニアリング大手として多くの
プロジェクトを請け負ってきました。
マレーシア国内の重要な成長分野、特に建設、不動産、
インフラ、サービス、製造分野へ参加しています。

PLUSマレーシアはマレーシアの高速道路運営大手企業です。
BOT方式(Build–operate–transfer)で高速道路を
経営してきました。
同社はUEMグループの子会社ですが、多額の負債を抱え
2011年に上場廃止しています。

PLUSマレーシア社はマレー半島の南北ハイウェイ、
クランバレーエリアの高速道路、フェデラルハイウェイ
(高速2号線)を所有しています。

マレーシア・シンガポール・セカンドリンク、
南北ハイウェイセントラルリンク(ELITE:Expressway
Lingkaran Tengah)、スレンバン・ポートディクソンハイウェイ
(SPDH:Seremban-Port Dickson Highway)、ジョホール・
シンガポール・コーズウェイJohor-Singapore Causeway、
バターワース・クリム・エクスプレスウェイButterworth-Kulim
Expresswayなどの運営・サービス提供を行っています。
また、インドやインドネシアでも道路事業を展開しています。

PLUSマレーシア社では合計5つのコンセッションを
保有しています。
ProjekLebuhraya Utara-Selatan Bhd、
Expressway Lingkaran Tengah Sdn Bhd、
Linkedua(M)Bhd、
Konsortium Lebuhraya Butterworth-Kulim Sdn Bhd、
Penang Bridge Sdn Bhd

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