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タイ中央銀行は2019年11月、政策金利を+1.25%引き下げ【タイ:金融】

タイ中央銀行は2019年11月、政策金利の翌日物レポ金利を
+1.50%から+1.25%に引き下げたと発表しています。
同年利下げは2019年2回目です。

タイ国内低インフレが続く中で景気を下支えする目的と
しています。
バーツの対米ドル為替レートは2019年初から+7.4%
上昇しており、東南アジア通貨のパフォーマンス大きく
上回っています。

タイ中央銀行は2019年8月に金融政策決定会合を開催し、
政策金利を+1.75%から+1.50%に引き下げていました。
政策金利引き下げは約4年ぶりで、市場関係者が
想定していなかったものでした。

カシコン銀行とバンコク銀行は、タイ銀行の政策金利の
最近の引き下げに続いて、プライム貸出金利を25ベーシス
ポイント引き下げると発表しています。
これにより両銀行の最低貸出金利は+6.0%に低下しました。

企業が資金調達コストを削減し経済成長を支援するのに
役立つとしています。
既に、サイアム商業銀行とタイ政府貯蓄銀行は、
利下げを発表しています。

タイ政策金利の利下げはこの3カ月で2度目となり、
政策金利の水準としては過去最低に並びました。
バーツ高抑制に向けて資本流出規制も緩和することを
発表しています。

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