タイの老舗ホテル、デュシタニ社は高級コンドミニアムを西部ホアヒンで開発【タイ:不動産開発】

タイの老舗ホテル、Dusit Thaniデュシタニ社(DUSIT)は、20億バーツを投資し、高級コンドミニアムを西部ホアヒンで開発することを発表しています。
タイ証券取引所(SET)に上場しているホテル・ホスピタリティ企業デュシタニ(DTC)は、
デュシタニ・ホアヒン・ホテルのあるホアヒンの114ライの土地を、60年間の借地権契約に基づいて提供される20億バーツ相当の96戸のブランド住宅用に開発中です。
同グループの最高経営責任者であるSuphajee Suthumpun氏は、同敷地は海岸沿いとペットカセム通りの両方にまたがり、道路に面した20ライの土地にブランド住宅が開発されるとコメントしました。
「デュシット アジャラ ホアヒンDusit Ajara Hua Hin」は、ホアヒン初のタイブランドのレジデンスとなります。
同社は、貴重なフアヒンのフリーホールド(土地所有権付き)物件を保持したいため、リースホールド契約での提供すると述べています。
販売価格については明らかにされませんでしたが、フリーホールドのブランドレジデンスの市場価格は1平方メートルあたり20万〜25万バーツであるとしています。
一方、フリーホールドのノンブランデッド(ブランド非提携)ユニットは、1平方メートルあたり12万〜18万バーツで販売されています。
また、リースホールドの価格はフリーホールドよりも低くなることを確認しました。
このプロジェクトは7棟の低層建築で構成されており、6階建てのタワーが3棟、それぞれ最大20ユニット、3階建ての建物が4棟で、各棟に10ユニットずつ配置されます。
また、ホアヒンの不動産市場は主に国内需要によって支えられているため、購入者の約60%はタイ人が占めると見込まれています。
残りの40%は主にスカンジナビア諸国からの外国人購入者で、タイの他の海岸沿いの観光地よりもホアヒンを好む傾向があります。
同社はホアヒンで不動産販売ギャラリーを建設中で、2025年4月プロジェクトを開始する予定です。
財政的負担を軽減するため、2026年に建設を開始し、2028年に完成する予定です。
また大型プロジェクトであるDusit Central Parkデュシット・セントラルパークは、デュシタニ・バンコク・ ホテル、2 つの住宅プロジェクト、小売店、オフィス スペースを備えた複合開発を進行中です。
住宅プロジェクトの売上はすでに90%を超えています。
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