サミティヴェート病院とサンシリ社、AIヘルスモビリティサービスを開始【タイ:ヘルスケア・不動産】
サミティベート病院はサンシリ社と提携し、「Wellness at Home」キャンペーンを開始しました。
住まいに新たな価値を創出し、入居者に包括的なケアを提供する取り組みです。
都市生活者の健康志向や上質な利便性へのニーズに応えるため、ホリスティック医療を住宅サービスと統合しています。
サミティベート・スクンビット病院は、予防医療と疾病リスクへの気づきを重視する方針を掲げています。
今回のサンシリ社との協業により、「Wellness at Home」キャンペーンを始動し、医療の専門性や健康イノベーションと高級住宅を掛け合わせ、生活体験の向上を目指します。
本キャンペーンの特徴は、AI技術を搭載した「AI Health Mobility」車両や各種医療サービスを活用し、子どもから高齢者まで、自宅で包括的なケアを受けられる点です。
専門家による診療やパーソナライズされたリハビリサービスを簡便に利用でき、「#We Don’t Want Anyone To Get Sick」というというコンセプトのもと、タイ国民と海外患者の予防医療と包括的な健康管理に重点を置いています。
サンシリ社は、美しく安全な住宅の提供にとどまらず、アフターサービスや生活関連サービスを継続的に提供し、、身体的・精神的な健康を
含むすべての側面で全世代の健康と幸福を支えることを目的としています。
今回の提携は「Endless Care for You」の取り組みをさらに拡大するもので、2026年には他のコミュニティにも展開される予定です。
入居者は予防医療をより身近に受けられ、専門医チームによる診療や特典の提供も強化されます。
物件管理を担うPlus Property社とともに、住宅を「互いに気遣い合うコミュニティ」として発展させる取り組みも進められます。
第一弾の活動は、「Burasiri Krungthep Kreetha」プロジェクトで開始されます。
「Wellness at Home」サービスは、少なくとも7分野の健康評価とケアをカバーしており、子どもの発達評価、AIによる健康解析、ビタミン点滴(IV Drip)療法、在宅ワクチン接種サービスなどが含まれています。
今回の協業は、サミティベートとサンシリがラグジュアリー市場で革新的リーダーシップを確立するうえで重要な一歩となります。
医療の専門性と上質な居住体験を融合し、入居者にとって心身の健康を支える新たな価値を提供します。
2026年には、他のサンシリコミュニティにも展開される予定です。
サンシリ社の2024年度業績は、売上395億バーツ、純利益で52億バーツでした。
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