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スターバックスがタイ国内事業をパートナーにライセンス供与【タイ:小売】

スターバックス・コーポレーションは、タイ国内事業を
パートナーにライセンス供与することに同意したと
発表しています。

香港の大手食品飲料企業Maxim’s Caterers社および
タイビバレッジ傘下F&N Retail Connection社の
合弁事業であるCoffee Concepts Thailand社と、
タイでのカフェチェーン・小売事業の完全ライセンス
契約を締結しました。

スターバックスはアメリカ国内と中国というふたつの最も
重要な市場で業績を向上させることに注力していますが、
タイ国内事業は160億バーツを超える可能性があると
しています。

スターバックスは2018年フランスをはじめとする
ヨーロッパ諸国、それ以前は台湾や香港市場で
事業ライセンス供与に合意してきました。
タイでは1998年に第一号店舗をオープンし、その後372店舗
まで成長しました。

タイでのカフェチェーン競合にはCafe Amazonカフェ・
アマゾンなどがあります。
Cafe AmazonはPTT(タイ石油公社)が運営母体の
カフェチェーンで、2017年10月時点でガソリンスタンド
併設店舗など1763店を展開しています。
タイ以外の国では186箇所(ラオス、カンボジア、
フィリピンなど)があります。

ガソリンスタンドの主な収益減はガソリン販売のほか、
非オイル事業では店舗賃料収入やコンビニ、カフェ、
フードコートなどがあります。
PTT(タイ石油公社)は新たな収益モデルを模索するため
低価格ホテル、レストラン、カフェ、ミニショップなどを
スタンド敷地内に併設していくことを進めており、
特にCafe Amazonはさらに成長する余地があると
分析しています。

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