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エッソ・タイランドはガソリン小売の売上増を予測【タイ:エネルギー】

タイ証券取引所上場企業エッソ・タイランド(ESSO)では、
タイ全国のガソリンスタンドリニューアルと新開発の
車両用燃料により、同社ガソリンスタンドでの販売量が
増加し、タイ燃料市場全体の成長率+2~3%を上回ると
予想しています。

2018年の販売量は1日に58,000バレル、
年間35億リットルでした。
タイのガソリン小売市場全体額は年間約440~
450億リットルです。

エッソ・タイランド(ESSO)では2019年通年も業界規模3位、
市場シェア13%を持つ燃料小売企業の地位を維持出来ると
しています。

同業界1位はタイ国営石油(PTT)であり、市場シェアは39%
保有しています。
2位はバンチャーク石油(BCP)、市場シェア15%です。

エッソ・タイランド(ESSO)は会員カードを通じて販売量を
増やすことを目指しています。
2019年上半期時点で250万人いるカード会員を年内に
300万人まで増加させるとしています。
さらにガソリンスタンドでの非石油事業を強化し、
コンビニエンスストア、レストラン、コーヒーショップ、
小包発送センターを提供します。

また、車両燃料に6つの添加剤を導入し、
タイ全国617ガソリンスタンドの70%で利用できるように
します。
新しい添加剤処方はSynergy Fuels Technologyと呼ばれ、
添加剤はガソホール95、ガソホール91、ガソホールE20
およびディーゼルで利用されます。

続けて、ガソリンスタンドネットワークを2019年内に
640箇所、2021年までに700箇所に拡大する予定です。

Esso Thailand(ESSO)社2019年上半期業績は
売上920億4700万バーツ、純利益9900万バーツでした。

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