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タイのバーチャルバンクライセンス(仮想銀行免許)、クルンタイ銀など3グループに付与【タイ:金融】

タイ財務省関係筋では、タイ中央銀行が実店舗を構えずに金融サービスを提供する仮想銀行(バーチャルバンク)の免許を取得する企業連合3グループを選出しました。
財務大臣が2025年半ばごろ、これらの免許取得を承認する見込みで、取得者は1年以内に営業を開始します。

タイ中央銀行(BOT)は、2023年3月から9月まで仮想銀行免許の申請を受け付け、5つの企業連合が申請していました。
タイのバーチャル銀行はタイ国内に本社を置き、最低登録資本金は当初50億バーツで、5年かけて100億バーツに引き上げる条件となっています。

今回選出された3つのコンソーシアムは、以下の通りです。

・政府系クルンタイ銀行(KTB)、電力会社ガルフ・エナジー・デベロップメント、携帯電話大手アドバンスト・インフォ・サービス(AIS)、給油所や小売店を展開するPTTオイル・アンド・リテール(PTTOR)

・サイアム・コマーシャル銀行(SCB)などを傘下に持つSCBX、韓国の金融会社KakaoBankカカオバンク、中国インターネット銀行の微衆銀行(WeBankウィーバンク)

・タイ大手財閥チャロン・ポカパン(CP)グループ傘下で電子決済や電子商取引(EC)サイトを手掛けるAscend Moneyアセンド・マネー、中国EC最大手アリババ集団傘下の金融会社アント・グループ

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