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アジア・インターナショナル・ヘンプ・エキスポ&フォーラム2025(AIHEF 2025)は、タイをアジアの「ヘンプ・マリファナ・クラトム」産業のハブへ【タイ: ヘルスケア関連 】

Green cannabis leaves against a bright blue sky.

タイ産業用大麻貿易協会(TIHTA)は、N.C.C. Exhibition Organizer Co., Ltd.(NEO)と提携し、2025年11月5日から7日まで、クイーンシリキット国立コンベンションセンターでアジア・インターナショナル・ヘンプ・エキスポ&フォーラム(AIHEF 2025)を開催しました。このイベントは10億バーツ以上の収益を生み出すと見込まれています。

2025年9月、タイハーブ産業協会(TIHTA)のプミチャイ・カムパト会長は、タイは国際基準「Thai Herbal Pharmacopoeia」「Premium Herbal Products」「GACP」に基づき、健康経済植物産業において高い可能性を持っていると述べました。

2024年、ハーブ市場の価値は4,480億バーツで、前年比7%増加しました。
特にハーブサプリメントは860億バーツで9%成長しています。
植物由来代替素材市場は4,700億バーツ以上で、年間平均15〜20%の成長を続けています。
協会は「TIHTA 01」という新品種を開発し、生産初期段階の品質を向上させ、持続可能で国際競争力のある産業を目指しています。

NEO社では、このイベントは4年連続で開催されており、タイのヘンプ産業を重要な経済植物産業として推進する目的があると述べました。
イベントでは、栽培、抽出、加工から最終製品まで、「ウェルネス」「建材」「機能性食品」などの分野をカバーしています。

展示会場では、「ディスペンサリーブループリントショーケース」や「フラワーウォール」、「ヘンプ製品インスパイアショーケース」などの特別展示が行われ、また、新たに「クラトム(Kratom)」を世界のウェルネス市場に紹介し、無料で税証明書(ภ.ท.33)の発行サービスも提供するといてします。

タイ伝統医療局は、ヘンプに関する基準を満たしたヘンプ農場が123か所以上あり、ヘンプオイルを使ったタイマッサージや、「ディスペンサリー・バッドテンダー」標準講習を実施していると述べました。

タイ農業局は、タイのヘンプ・マリファナ・クラトム品種をGAP/GACP基準に合わせて改良し、グリーン経済・BCG経済を推進していくと語りました。

展示分野には、栽培技術、包装、原料、医薬品、食品・飲料、化粧品・スパ、ファッション・衣料、建築素材(例:ヘンプクリート)などが含まれます。

タイはアジアで初めてヘンプの合法使用を認めた国であり、その地理的条件と気候により、栽培に適した環境を備えています。
そのため、投資家にとって非常に魅力的な拠点となっており「アジア・インターナショナル・ヘンプ・エキスポ&フォーラム2025(AIHEF)」は、ヘンプ産業全体にとって最も重要な舞台の一つとされています。

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