タイのプレミアムフルーツティーブランド「ジェンチャ (JIAN CHA)」が新ブランド立ち上げ、米国でのIPOも準備【タイ: 小売・飲料 】
「JIAN CHA」は、激しい競争が続くタイのティービジネス市場に2023年に参入した新興ブランドで、チーズクリーム入りフルーツティーという独自のコンセプトで急成長を遂げました。
2024年の売上は7,800万バーツ、タイ国内で40店舗を展開し、海外ではオーストラリア2店舗、2026年にはスペインとアメリカにも進出予定を発表しています。
創業者のPloy-Polly Hesant氏は、ブランドをグローバルに展開することを目標としており、5年以内の米国IPOを視野に入れています。
新ブランドOH’POLLY(オー・ポリー:Polly Tea )は、ヨーロッパの紅茶文化から着想を得た西洋スタイルのティーブランドで、サイアム・パラゴンに1号店をオープンしました。
ジェンチャ (Jian Cha)」がアジアの女性をイメージし、POLLYは金髪の欧米女性をイメージしています。
POLLYブランドは、アッサムティーやミルクティーを中心に、よりプレミアムで洗練されたメニュー構成となっています。
価格帯は1杯95~165バーツで、今後はフランチャイズモデルでの展開を計画しています。
2026年第1四半期までにPOLLYを30店舗へ拡大し、26年末までに100店舗の出店を目指します。
また、新旧両ブランド合わせて5年以内に世界で1,000店舗を展開を目指すとしています。
両ブランドを統合した「ジェンチャ・ホールディングス」として米国での上場も視野に入れており、アジア発のグローバルティーブランドとしての地位を確立したい考えです。
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