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ASEAN最新動向

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タイ タイ国営石油(PTT)

マプタプット工業団地はラヨーン県にあるタイを代表するタイ東南部の工業地帯です。
バンコクから車で3時間ほど。ラヨ-ン県のマプタプット地区にあります。
主に鉄鋼、製油、石油化学工場などが集中しており、多くの日系企業も進出しています。

しかし、過去より、環境汚染が問題となっていて近隣住民からの改善要望が出されていて
健康が損なわれるおそれがあるという住民の訴えを受け、2009年度よりタイ行政裁判所が、
76事業の操業と計画中の事業の差し止めを命じたため、混乱が広がりました。

事業停止命令を受けた企業76案件のうち、10件あまりが日系企業でしたが
サイアムヤマトスチールなどは操業許可が下り、再開されています。しかしながらサイアムセメント(SCC)などの
大型企業、タイ国営石油(PTT)などの石油化学系は未だ中断されています。

もともとこれらの地域は歓楽街パタヤ市以外は貧しい漁村だったのですが、1980年代はじめにタイ政府が工業化を推し進めるために
大規模開発を行って外資系企業、タイの大型企業を誘致したのがはじまりです。

マプタット工業団地では、PTT系、サイアムセメント系、など広い敷地を求めて大型企業が進出したものの、
2007年にできた改編された憲法で環境や人々の健康に深刻な影響を及ぼすおそれがある事業については、
EIA:Environmental Impact Assessment [略]EIA を取得することになりました。

しかしその基準を満たさないまま操業する企業が増えたこともあり、
近隣住民やNGOがタイ行政裁判所に訴えた結果、2009年9月に
行政裁判所がマプタプット工業団地にある76件のプロジェクトを一時凍結する仮処分命令を出しています。

2010年4月現在では過去に許認可を得ていたとして一部については仮処分命令が差し戻され
続行が認められましたが、47件の事業については凍結されたままになっています。
影響は石油化学だけにとどまらず、石油から生成される自動車部品やプラスティック部品などは
マプタプット工業団地で生産される素材を使うことにしていた産業大きな影響・ダメージを受けます。

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