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ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

タイ ジャスミン・インターナショナル(JSC) アドバンスドインフォ(ADVANC)

タイの通信企業ジャスミン・インターナショナルでは通信インフラをメインに
手掛けるIT企業です。
2014年までにモバイルデータ通信の通信量が大きく増加することを受けて
この市場のマーケットリーダーを目指します。

200万人以上の顧客獲得を目指し、タイの携帯キャリアトップのアドバンスド
インフォ(ADVANC)と提携することを発表しました。
ジャスミン社のCEOのPete Bodharamik氏はジャスミン社が展開するADSLサービス
「3BBブロードバンド」サービスの顧客とAISを結びつけるとコメントしています。

ジャスミン社の子会社トリプルT:Triple T社では地方回線の敷設、インフラ整備
をしていますが、今後回線を借りて携帯インフラ網を伸ばすMobile virtual
network operator(MVNO)を展開していきます。
12億バーツを投資して、ADSLブロードバンドサービスを拡充、WiFiシステムホット
スポットも15000基地局から50000基地局まで2011年末までに増加させます。

2010年末までに80万人だったADSLサービス加入者は120万人まで伸びるだろう
としています。
3年内に200万人を突破することを目標にします。

タイにおける全体のADSLサービス・ブロードバンド加入者は2010年で280万人。
2011年末で320万人を予想しています。
業界リーダーはTRUEコーポレーション(TRUE)とタイ電話公社(TOT)の2社に
なります。

また子会社TT&T社とのトラブルに関しては2010年TT&T社が自社回線のADSL利用を
Triple T Broadband が使うことを拒否したために発生しました。
このADSLの資産は TT&T社の保有資産であると主張したためです。
結果タイの地方23県の15000名の顧客が利用サービス休止になりました。

ジャスミンインターナショナルJasmine International(JSC)はTT&Tの親会社
であったのですが、Triple T Broadbandの91%を保有する大株主でもあります。

ジャスミン社はTripleTへ顧客基盤を移し、TT&T社は主要顧客からの収益を
絶たれました。
その後ジャスミン社はTT&T社の株式保有率を40%から0.01%まで下げました。

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