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タイ国内の輸出速報値、GDP成長率の発表と相続税導入の閣議決定

タイ国家経済社会開発委員会NESDBが発表した
2014年7~9月期のGDP実質国内総生産は前年同期比+0.6%増、
前期比+1.1%増になっています。
2014年第2四半期、第3四半期2期連続のプラス成長ですが
経済回復のスピードは緩やかなままで通年成長率予測は引き下げられています。

2014年のタイ経済成長率の見通しを2014年8月発表の+1.5~2.0%から
+1.0%に下方修正したことを明らかにしています。
2015年については、経済成長が+3.5~4.5%と予測しています。

一方でタイ財務省の高官は、2014年10月の輸出速報値は前年同月比で
約+4%増になったと発表しています。

タイ軍事政権は、タイ国内の相続税の導入を閣議決定しました
国家立法会議(NLA)の承認を経て、2015年度内に適用される見通しであるとしています。
固定資産税に関しては12月までに閣議審議される見通しです。

●相続税は資産が5000万バーツ以上 →最大で10%の相続税。
●贈与税 1000万バーツ以上 → 最大5%の贈与税。
●所得税 0%~35% 所得に応じて
これまで何度かタイの国内では相続税や資産課税の導入について論議されてきましたが、
富裕層からの抵抗などで法案が通らなかったケースが多数ありました。

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