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マレーシアのプレンティチュード社がノマド社を買収したことを発表

マレーシア証券取引所(BURSA)上場の不動産開発のプレニチュード社
(PLENITU)は2015年10月に同業のノマド・グループを買収したと
発表しています。
Plenitude社は主に不動産住宅開発、一戸建て開発を行う企業で、
2014年度の業績は売上で3億900万リンギ、純利益は8700万リンギ
でした。

一方のノマド・グループNomad Group(TNGB)は主にオフィス・不動産の
開発が得意であり、2014年度の業績は売上で5600万リンギ、
純利益では1200万リンギでした。
16年度の見通しでは2億5000万リンギの売上が見込めるとしています。

同社もホテルを経営していて、295室の Novotel Kuala Lumpur City Centre、
180室のスイートホテルThe Nomad SuCasa、131室のGLOW Penang、
66室のサービスアパートメントThe Nomad Serviced Residences Bangsar
を展開していました。

プレニチュード社の上級会長のChua Elsie氏は、第15回の株主総会の中で
同社の運営するペナン島ホテルの稼働率は65%~70%で健全に
稼働しているとし、不動産開発とホテル運営比率は90:10の割合から
80:20へシフトを進めるとしています。
同社のホテル運営はFour Points by Sheraton Penang Hotelを含めて
5つのホテル、サービスアパートメントをKLとペナンで経営しています。

Plenitude 社ではまだ未開発の不動産をおよそ120億リンギ分、
Taman Desa Tebrau地区 Johor地区 Taman Putra Prima地区などで
1,500エーカー保有しています。

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