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タイの食品財閥、チャロンポカパーンフーズはポーランドの同業他社株式を一部取得

タイの食品財閥、チャロンポカパーンフーズCharoen Pokphand Food
(CPF)では、2017年度も継続的に海外の同業他社の買収を進めています。

2017年1月、ポーランド国内にある鶏肉、ソーセージ、ハム加工企業
であるSuperDrob Capital Groupスーパードロブ・キャピタル・
グループ社の株式33%を取得することを発表しています。
取得金額合計4950万ユーロとしています。

スーパードロブ社は半分が自国内での販売、残りを英国、フランス、
ドイツ、中国などへ輸出しています。
同社コメントではSuperDrobとCPFの協力は同社にとって大きな機会
であり、CPF側もヨーロッパ諸国の食肉関連進出第一歩を踏み出すことに
なるとしています。

チャロンポカパーンフーズ(CPF)では2016年11月にもアメリカ企業の
買収を発表しています。
買収金額はおよそ10億ドルで、冷凍食品のBellisio Groupの株式を取得。
アメリカの会社を買収することで、チャロンポカパーンフーズ(CPF)では
世界最大の食品市場に参入するためのプラットフォームを持つことが
出来るとしています。

チャロンポカパーンフーズ(CPF)はタイ最大の食品財閥で、タイ国内では卵、
鶏肉、豚肉などの畜産、コメ生産、加工食品の製造等を手掛けています。
海外向けには鶏肉、豚肉の加工用食品の販売、魚介類、エビなどをメイン
とした輸出、飼料作物の生産まで幅広く行っています。
2016年度の1月~9月期業績は売上3538億バーツ、純利益129億バーツと
なっています。

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