インラック氏の国外逃亡事件に関する続報

職務怠慢の罪に問われた裁判の判決公判直前に国外逃亡した
タイの前首相インラック・チナワットYingluck Shinawatra氏に
ついて、タイ政府では同氏のパスポートを取り消す可能性を
示唆しています。

タイ陸軍のクーデターによって2014年に首相の地位を追われた
インラック氏は予定されていた判決公判に出廷せずカンボジアを
経由して国外へ逃亡しました。
有罪となれば最長10年の禁錮刑と、生涯にわたり政治活動を
禁止する判決が言い渡される可能性がありました。

同じく元首相であった兄のタクシン氏は2008年に妻であった
ポチャマン夫人と有罪判決を受けましたがタイに戻らず、
2015年には汚職罪での服役を拒み国外逃亡中である
タクシン元首相のパスポートを無効にしたとタイ外務省が
発表しています。

ただし、両氏ともに別のパスポートを複数所有しているため、
海外の移動に関しては不自由がないと見られています。