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セントラル・グループは小売部門を新規上場させる計画【タイ:小売】

タイ国内最大の商業施設運営会社であるセントラル・
グループは、ジラティワット財閥Chirathivat familyが
72年間保有していた2,400億バーツ相当の事業を上場企業に
転換する計画です。

新規上場を予定しているのはセントラル・リテール・
コーポレーションです。
2019年内にタイ証券取引所(SET)へ提出書類を提出すると
述べています。

セントラル・リテール・コーポレーションの最高経営責任者
Yol Phokasub氏は、同社が上場企業になることは、
投資家の信頼を高め、将来の国際的なパートナーシップを
増やすのに役立つとしています。

ロビンソン・デパートを含む小売事業およびベトナムと
イタリアでの事業をセントラル・リテール・コーポレーションの
もとで上場する予定です。

株式売却の一環として、セントラル・リテール・
コーポレーションでは過半数の株式を保有しているSET上場
子会社のロビンソン(ROBINS)を非上場化させる方針です。

セントラル・リテール・コーポレーションは2018年に
2,400億バーツの売上を報告しました。
売上構成は77%がタイ国内市場、14%がベトナム、
9%がイタリアからのものでした。

同社は2019年3月31日時点でタイ51県に1,979店舗、
販売スペース2,945,811平方mがあります。
同社はまた、イタリアではRinascenteブランド、
ベトナムではGo、Lanchi、Nguyenkimのブランドで134店舗を、
ファッションから食品まで複数カテゴリの小売事業を
展開しています。

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