タイのスマートシティパイオニアとしてモデル都市開発構想が開始

タイのチョンブリ県バンセーン地区とタイ南部最大の都市、
ソンクラー県ハジャイ市では、健康と観光、環境、貿易拠点
設立などの戦略分野発展を促進するスマートシティ構想開発のため、
モデル都市作りを進めます。

スマートシティ構想展開はタイランド4.0戦略の一環であり、
イノベーションとクリエイティブな価値を創造する政策の一歩と
しています。
モデル都市の一つとなったバンセーン地区センサク市の
Narongchai Khunpluem市長は、安全、観光、健康、エネルギー等で
リーダーシップを持ち、スマートシティ計画の先駆者になるという
ビジョンを掲げていると述べました。

バンセーン地区には約2万世帯45,000人が居住し、60歳以上人口は
6,000人(15%)です。
毎年およそ180万人の観光客が同地区に集まっていますが、
アジアやヨーロッパを中心とした外国人観光客は5%以下と多く
ありません。

同市ではまず地元ブラパー大学工学部と看護学部の共同開発で、
高齢者のためのスマート・リストバンドを開発し配布を行いました。
同リストバンドには高齢者の日常活動を知るためのセンサーがあり、
歩数計測や睡眠の質の判断ができます。

また同市は50万バーツのコストで観光モバイルアプリを開発すると
しています。
さらに日本の高齢者の長期滞在先となるため国際協力事業団(JICA)
と協力しています。

ソンクラー県ハジャイ市もタイ南部のスマートシティ開発により、
環境、経済、社会の長期的持続性、サスティナブルな政策を整えていく
必要があるとしています。
緑地化、低炭素型社会、エコツーリズムなどを中心に開発を進めます。
同様に近隣各県のサトゥン、パッタルン、ナコンシータマラートなどの
地域と連携していきます。
また、マレーシアとシンガポールへの玄関口としても利用できるように
なる予定です。