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タイの緑茶飲料大手、イチタン・グループでは積極的に新商品投入

タイの緑茶飲料大手、イチタン・グループIchitan Group
(ICHI)では、2017年も積極的に新商品を投入しています。
5月にはT247を発表し、レッドブルやM-150などの
エナジードリンク市場へ参入しました。

年間売上目標は7億バーツ、タイ国内のエネルギー飲料市場2%を
獲得したいとしています。
最終的にはエネルギー飲料市場のシェア10%、5年以内に30億バーツの
売上目標としています。
イチタン・グループの会長兼最高経営責任者、
Tan Passakornnatee氏は、T247マーケティング活動のために
2億バーツの予算を組んでいます。

T247は20~30歳のブルーワーカーを対象としています。
Tはタン氏のTan、247は24時間7日間サポートできる飲料を
意味しています。
タイ国内のエネルギードリンク市場はおよそ300億バーツと
されていて、トップシェアはM-150の57%です。
Carabaoは市場の21%、(Kratdaengレッドブル)は16%を
保有しています。

同社は2017年末までに、タイ隣国地域のCLMV地域(カンボジア、
ラオス、ミャンマー、ベトナム)へ進出予定としています。
既にインドネシアへは三菱商事グループと提携し進出済みです。

イチタン・グループIchitan Group(ICHI)は緑茶飲料を中心として、
機能性飲料、ハーブティー、ウーロン茶などを製造販売しています。
主なブランドでは”Ichitan”、”Yen Yen”、”Dragon”などが
あります。
2016年度業績は売上52億6600万バーツ、
純利益3億6800万バーツでした。

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