タイにおける糖尿病患者数と腎臓病患者数に関して

タイ保健省によると、タイ国内の糖尿病患者数推定は2013年で
およそ320万人、成人人口のおよそ6.4%が糖尿病とされています。
タイ政府として糖尿病対策を何もしない場合、2035年までにさらに
110万人増加し、430万人までする見通しが出ています。
また、肥満率も上昇していて男性は31%、女性は44%がBMI25
以上となっています。

背景には食生活での糖分取り過ぎ、運動不足、ストレスといった
生活習慣が影響し、糖尿病が増えているとされています。
東南アジア諸国連合の中でタイはインドネシアに次ぎ2番目に
糖尿病患者が多く、国際糖尿病連合(IDF)ではタイ人の
糖尿病患者数について2015年には推定400万人と報告しています。

腎臓病については2017年5月のタイ腎臓病協会・腎臓保健サービス
開発委員会の発表によると、ここ20年でタイ国内の腎臓病の患者数は
増加し続けており、同国の重度腎臓病患者数は30万人以上まで
増加しているとしています。
重度の腎臓病になると透析治療が必要であり、透析治療には専門家と
技術が必要です。
タイではほとんどの透析センターは都市部に存在しています。

これらの医療費は年間+18%ずつ上昇していて、2022年には腎臓病で
透析治療が必要な患者数は310,806人まで増加し、
医療費は540億バーツ以上になる見通しです。
腎臓移植が必要とされる重度の腎臓病患者は約4万人とされ、
新しい腎臓移植を待っている状態です。

腎臓病増加の背景には食生活での塩分取り過ぎ、運動不足、
ストレスといった生活習慣が影響しているとされています。