タイ企業の海外進出

タイの未上場企業の海外買収案件はこれ以外にも自動車部品大手
タイ・サーミットによる金型老舗オギハラの買収もありました
(買収額は未公表)。
2010年には、東南アジア石炭最大手バンプー(BANPU)が豪企業を約1500億円で
買収しています。
ツナ缶詰大手のタイ・ユニオン・フローズン・プロダクツ(TUF)はフランス水産
メーカー企業を約780億円で買収に成功しました。
タイ国営石油(PTT)傘下の資源開発会社はカナダのオイルサンド権益の取得で
約1800億円で買収しています。

2011年3月には鉄鋼大手サハウィリヤ・スチール・インダストリーがイギリス
鉄鋼メーカーを約410億円で買収しています。

今後タイの国内市場も長期的には高齢化社会、人口の限界が来ると
見られていてそれを懸念するタイ政府もタイ企業の海外進出に当たっての
インセンティブを検討しています。

BoI supports overseas investment と言う表題で、タイ投資委員会
Board of Investment(BoI)では新規投資恩典として、タイ企業の
海外進出の規制緩和税恩典の法整備をする考えを出しています。

BOI秘書官 Atchaka Sibunruang 女史が解説しています。
恩典や法整備として、低利子による融資、ソフトローンなどを海外進出の
際に手助けする、進出の際の費用の税控除なども検討したいとしています。
進出時のF/S(Feasibility Studies)、などの資金調達にも優遇策を検討
するとしています。

タイ国内からの海外新規投資は過去10年間で1億USドルから大きく伸び、
27億USドルまで伸びています。
2011年末時点で30億USドルまで伸びると予測しています。